北九州を拠点に住まいづくり・まちづくりに携わり130年になる「なかやしき」です。本日よりこのブログで当社の家づくりについて少しずつご紹介していきたいと思います。今回担当するのは、私、営業の上谷です。ティータイムにゆっくりお読みくださいね!
1889年、木材会社からスタート
まず、なかやしきの歴史について、ちょっとお話します。1889年(明治22年)創業の当社は木材販売業からスタートした会社。現在は分譲マンションの販売や木造戸建住宅、内装施工など、皆さまの住まいに幅広く携わらせていただいています。
創業130年。木とともに歩み、木を熟知する当社だからこそ
創業以来ずっと木に携わってきた私たち。だからこそ、木に関する知識も経験もノウハウにも自信を持っています。
例えば、製材したばかりの木材は水分が多いことは、皆さんご存知だと思います。そのため、建材として使用するためには、十分に乾燥させなければなりません。もしも、乾燥が不十分なまま使用すると、建築後に反りやねじれが生じてクロスがひび割れたり床が下がるなどのトラブルが発生。シロアリや腐朽菌も発生しやすく、家の寿命を縮めることになりかねません。
ちなみに、建材として使用できるようになるのは、天然乾燥の場合で半年から1年くらい、大きな材では2~3年かかるものもあります。
木材は日本の気候風土に最も適している建築材料。断熱性に優れて夏は涼しく、冬は暖かく、梅雨時は水分を吸収してくれます。そんな優れた建築材料ですが、十分な知識やノウハウがないことには、その特性を十分に発揮できないのです。
余談ですが、木は単位重量あたりの強度を比較すると、実は鉄やコンクリートよりも強いんです。つまり、同じ強度を持たせるために木材は軽量で済み、建物を支える基礎が小さくなり、コストダウンにつながります。