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こんにちは!北九州を拠点に住まいづくりに携わり130年になる「なかやしき」営業の梶原です。

ところで皆さまは、家づくりにおいて基準となる寸法が2種類あることをご存知でしたか?それは、「メーターモジュール」と「尺モジュール」。今回はその基準寸法についてお話します。家づくりを検討中の方はぜひ参考にされてくださいね。
 

そもそも、モジュールって?

 
家づくりには“基準寸法”が必要です。でも、基準寸法と言われても「?」ですよね。基準寸法とは、柱と柱の間隔を決める基準となる単位のことで、基準寸法があることで家に統一感が生まれ構造的にも強くなります。

その基準寸法を「モジュール」といいます。建築では主に「メーターモジュール」と「尺モジュール」を使い、メーターモジュールは1000mm、尺モジュールは910mmが基本単位です。

そして、この単位は、柱の中心から柱の中心までの距離のため、実際に使えるのは壁や柱の厚さを差し引いた距離。メーターモジュールは約870mm、尺モジュールでは約780mm。約9cmの差があります。
 

将来のバリアフリー化を視野にいれるなら

 
さて、この約9cmの違い。暮らしの中で実感するのはどこでしょうか?それは、廊下や階段、トイレなどです。約9cm広くなる分、ゆったりと過ごせるだけでなく、バリアフリーの面から見ても、約9cmの差はとても大きいのです。

例えば将来、車いすを利用することになったり、トイレで介助が必要となった場合でも、メーターモジュールの家であれば、その変化に柔軟に対応することが可能。ちょっとした手すりをつける際も、約9cmのゆとりがあると全然違うものです。
 

暮らしにあわせて選べます!

 
これまでの日本の一般的な住宅では、3尺(910mm)を基本とした日本独自の尺モジュールが使われてきました。しかし、最近ではバリアフリーの観点から1000mmを基本寸法としたメーターモジュールの家も増えてきており、当社でもメーターモジュールを採用しています。

とは言え、同じ間取りの家を建てようとすれば、メーターモジュールはサイズが大きくなる分、割高になる可能性があります。なかやしきの注文住宅では、皆さまの暮らし方にあわせて、メーターモジュールも尺モジュールも選択できます。ご興味を持たれた方は、ぜひお気軽にご相談ください。