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こんにちは!北九州を拠点に住まいづくりに携わり130年になる「なかやしき」営業の伊東です。今回は、ちょっと専門的になりますが、木材をつなぐ技法「継手」や「仕口」についてお話したいと思います。

「継手」や「仕口」って、聞いたことありますか?

ところで皆さんは、木造建築の結合ってどうなってるの?と思われたことはありませんか?日本では昔から「継手」や「仕口」と呼ばれる方法で木材を接合し家を建ててきました。

接合部は地震などの際は特に大きな負荷がかかります。そのため、接合部の強度がお家の寿命を左右すると言っても過言でないほど、重要な部分なのです。

削り込みは最小限。「ロイヤルSSS構法」の仕口

さて、私たちが採用する「ロイヤルSSS構法」でも、木材の接合部には、自社プレカット工場にて、継手や仕口の加工を施します。ただし、一般的な在来工法に比べると、削り込みが少ないのが「ロイヤルSSS構法」の特徴。削り込みが大きいと、その分、木は折れやすくなりますが、同構法では削り込みが少ないため、木が本来もっている強さやしなやかさを最大限に発揮。結果、地震などの力に強い木造住宅を作ることができるのです。実際、「ロイヤルSSS構法」は消防署などの公共物にも求められる耐震等級3に対応した工法です。

最低限の削り込み×高強度のピン結合

接合部では、継手や仕口で木材同士がしっかり接合した上で、アップルピンを3本のドリフトピンが直角方向から挟み込むようにしてガッチリと固定します。ピンは、マンホールの蓋や自動車のエンジンにも使われるダクタイル鋳鉄という耐久性の高い金属。長く安心して住める家を内部から支えています。

その上、柱と金物の間に隙間を作らないことも「ロイヤルSSS構法」の強さのひみつ。結露によるサビや腐れの心配が少なくなり、木材が長持ちすることでお家の寿命も伸びるのです。

いかがでしたか?ロイヤルSSS構法の強さ、そしてなかやしきのお家の強さの理由が伝わりましたでしょうか?

なかやしきのモデルハウスでは、接合部の模型もご用意しています。ご興味を持たれた方は、ぜひお気軽に当社の家を見に来てくださいね↓
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