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こんにちは!北九州を拠点に住まいづくりに携わり130年になる「なかやしき」設計企画課の宮本です。今回は、住宅が密集するエリアに新築されたIさまのお家をご紹介します。

住宅密集地のプライバシーと外光

お施主さまからは、隣家とのプライバシーを保ちながら、どの部屋にも光を十分に取り込みたいというご要望をいただきました。実際、採光の工夫とプライバシーへの配慮が必要な住宅密集地で、陽だまりスペースを「どこに」「どのように」持ってくるかは、暮らしやすさを左右する重要なポイントです。

そこで私たちは、南側に吹き抜けのリビングを配置し、リビング隣のDKと洋室を北側にバックした、凸型の陽だまりスペースをご提案。隣家との距離を十分に取ることで、プライバシー面、採光面ともご要望にお応えしたつくりになっています。この間取りにすることで、南西にはLDK用の庭、東南には洋室用の庭もできました。

2wayシューズクロークは釣りに大活躍

お施主さまが釣りをされるということで、シューズクロークに釣り道具を収納するスペースを確保。釣り道具の出し入れがしやすいよう、駐車場側には引き戸も設けています。

また、シューズクロークから「洗面・脱衣・室内物干し場」→「浴室」につながるコンパクトな動線は、釣りから帰った後も浴室に直行でき部屋を汚す心配もナシ。「洗面・脱衣・室内物干し場」はキッチンにもつながり、奥さまにとっても使い勝手の良い間取りになっています。

皆さまのご要望やお悩みにお応えします

お施主さまが階段の安全性を非常に心配されていたため、転げ落ち防止対策として階段中央に踊り場を設置。そして、小屋裏収納もハシゴではなく階段で安全に上り下りできるようにしています。

また、外観は、太陽光パネルを設置できるように南向きの屋根を設け、ファサードはキューブ型のデザイン、かつ木目をアクセントに使いスタイリッシュに仕上げました。前述の陽だまりスペース、シューズクローク、動線なども含め、この外観デザインもお施主さまに大変気に入っていただけたようです。

お子さまが誕生されご家族がもう一人増えたIさま。なかやしきの家で、幸せなご家族の時間を紡いでいってほしいと思います。